
こんにちは。ラジオで映画の鑑賞券が当たったので観にいってきました。鑑賞券が貰える時だけメールを送るちゃっかりものなのです。
前作の「チーム・バチスタの栄光」といい、その前の「アヒルと鴨のコインロッカー」と中村義洋監督の作品で観たやつはどれもお気に入りなので、この映画も早く観たかった作品です。
海堂尊さんの原作も読んでいたので、うろ覚えでストーリーもだいたい把握していましたが、それでも映画版ならではのコメディシーンや竹内結子さんや阿部寛さん人気上昇中の堺雅人さんらのやりとりがあって楽しめました。
前作と比べて、余分なシーンが一切なくて、コメディシーンまでも後のストーリーに関係してくるという、サスペンス映画としての完成度はかなり高いものがありました。
その分、前作のバチスタ手術のような緊迫したシーンが、少なくなっているかも。ただ、原作を読んでだいたいのストーリーを知っていたのでそう感じただけかも知れません。
完成度で勝負したという捉え方も出来ますね。
サスペンス映画プラス医療問題を扱った作品という側面もありますし、メディカル・エンターテインメントなだけに。
映画の伏線とかが好きな方におすすめです。もちろんそれ以外の人にも。
また、田口・白鳥シリーズの原作で、ジェネラル・ルージュの凱旋と同じ時間軸で起きている小児病棟の事件を扱った「ナイチンゲールの沈黙」という作品も存在するのですが、こちらはどうなっているんでしょうね。何かの形で映像化するのでしょうか、なんとなくしなさそうですが。
海堂尊さんのその他の作品では、若い頃の高階病院長が活躍する「ブラックペアン1988」も面白かったです。海堂尊さんの作品で、まだ、何作か読んでいないものがありますので、またその内に読みたいです。それでは、また。
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