漫画を読んでの感想です。これまでから引き続き、家の本棚にあるHUNTER×HUNTERのコミックスを読みました。今日は4巻です。
4巻は、ハンター試験の4次試験がいよいよ佳境。
そして、波乱含みの最終試験が行われます。
4次試験では、ついにヒソカのプレートを奪うことができたゴン。
しかし、その直後、狩るものと狩られるものの洗礼を受け、ゴンのプレートを狙っていたゲレタによって、体を毒による痺れ動けなくされでプレートも奪われています。
物事は、そう簡単に進まないことを教えてくれる一場面ですが。
やっぱり、気になるのは、その前にクラピカとレオリオに遭遇した直後のヒソカの形相です。青い果実ってのはどうしてああも美味しそうなんだろうねぇ…と語ったあと。
もの凄い形相の顔になり、高ぶった体を沈めるために殺すターゲットを探し動き始めます。
そして、281番の受験者を見つけ近づいていく時の顔もどえらいことになってます。この顔、本誌で読んでいたときも衝撃でした。この世のものとは思えない顔でした。
4巻でもう一つ印象的なのは、最終試験。
どちらかが、まいったと言わないかぎり決着が付かない。相手をノックアウトしても、10カウントダウンを与えたとしても勝ちにはならず、もちろん殺してしまえば失格になります。そして、さらに特殊なのが降参した方が、負け残るトーナメントであること。
このルールに加え、ゴンと対戦者のハンゾーとの実力差かけ離れ一方的になることによって、波乱を巻き起こすことになりました。
死んでも負けを認めないという人間に、まいったといわせること。
だんまりを決め込んだ人間から情報を引き出すのと状況は似ていますが、こっちはまだいろいろ方法がまだ考えられますが。ただ、まいったという言葉をいわせるだけの難しさなんでしょうか。
でも、ハンゾーはちょっと、正攻法で行き過ぎた面もありそう。ゴンならもっと、交渉次第でうまく言い負かすことが出来そうな気も。
こっちは、そうならないための組み合わせを考えた、ネテロ会長の底意地の悪さという点も考えられますね。
<急いで書いたので少し、追記。>
それともう一つ、このエピソードは、ゴンがハンターになるために胸に抱いていた決意が強調された場面だというのも印象的。
いよいよ、5巻でハンター試験編も終了。ひと段落です。
念能力がない、ストーリーというのも、また違う面白さがあります。
まだこの辺りまでは、週刊連載も滞りなく進んでいたようで、コミックスの間に挟まっているコミックスのお知らせみたいなやつを見ても。
同時期に連載がスタートした「ホイッスル!」と同じ巻数に留まっています。
それでも、カバーに記載されているの少年ジャンプでの収録分について書かれた部分を見ると、1度、休載している号はあるようですね。
この頃の理由は、作者取材のためか何かかな。
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