伊坂幸太郎さんの「モダンタイムス」を読みました。
少し前に書店で見かけましたが、この作品は本屋大賞の候補にノミネートされてますね。
もし受賞すれば、伊坂幸太郎さんの作品が「ゴールデンスランバー」に続いて2年連続で獲得することになりますが、毎年のようにノミネートされているだけでもすごいです。
作品自体、ゴールデンスランバーもむちゃくちゃ面白かったんですが、読んでいる時のワクワク度で云えば、こちらも負けてませんでした。
また、青年漫画誌の「モーニング」で連載されていたという小説としては珍しい作品なのですが、あとがきに連載中は編集者とその都度、打ち合せをしながらのスタイルだったと書いてあり、それを読んで、なるほど確かに週刊連載された漫画を文章で読んだというような感覚でありました。
それは、よく言えばというのが人によっては付くかも知れませんが、僕はそう考えれることで、いろいろなことに合点がいきました。
そういう作品ならこういうのもありだなと。
あれどうなったん、あれなんやったん、みたいなこともままありましたが、その部分を読んでる時も面白かったし、まあいいやという気になりました。
伊坂幸太郎さんの以前の作品「魔王」の続編にあたるで、こちらも合わせて読むとより世界観も含めて楽しめるかと思います。
モダンタイムス (Morning NOVELS)伊坂 幸太郎
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