第4回 MBS新世代漫才アワードがシアターBRAVAにて、行われました。
この「新世代漫才アワード」の他の関西の賞レースと違う所は第3回から現役高校生1000人が審査員であること、そして大会内容がトーナメントによる勝ち抜き戦のため優勝するためには、3本のネタが必要になることです。
そして今回の漫才アワードの率直な感想は、やはり高校生人気が、物を言ったなと、
すべての対戦で圧勝して優勝した
NON STYLEのような、早口で小ボケをテンポ良く重ねるスタイルが、やはり関西に住む十代の若者にウケるということですかね。
もちろん
NON STYLEは、実力派でもありますが、審査員の高校生の反応が他のコンビとは全然違いました。
ちょっとした小ボケでも大ウケでした。たぶん本人たちもここはそんなにウケないだろうと思ってる部分でも尋常じゃないウケ方で、
NON STYLEも今まで、賞レースでよく敗退してて、けっこう苦労してますから、ようやく時代が来たという所でしょうか。
こう言ってるボク自身十代の頃は、デビュー当時のキングコングが好きでしたからね。
他のコンビも、みな面白かったです、実力が拮抗した分、人気の差がもろに出たかなと、
$10、とろサーモンも、決勝まで残り面白かった。
青空も昔と比べるとひと皮向けたかなとも思うし、
スマイルも今まで見たスマイルの中で一番面白かった、M-1の決勝も狙えるトコまで来たかなと、
ヒカリゴケは、何年後かに松竹の若手のエースになれそう、
矢野・兵動も、カラダを使ったボケが分かりやすく、どの世代にもウケる漫才だと思う。
りあるキッズの決勝のネタが見たかった。
ダイアン、アジアン、にのうらご、も良かったです。
2丁拳銃は、高校生審査員の洗礼をもろに受けてしまいました、NON STYLEとあれほどの差が出るとは…。
個人的には、滑舌が良く丁寧な喋りで普通な瀬戸さんと、
普通じゃ無さすぎるウーイェイの対比が際立つ“スマイル”が大変良かったです。
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